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代表ブログ

SMILE
2020.9.11

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
南国を襲った特大の台風で起こった災害の一つ大規模停電。
報道では、『停電で夜も眠れない...』と言っている家族の姿を見ました。
「この時期の停電はエアアコンも使えないから大変だ...」  「スマホの充電も出来ないから使えないんだね...」と一緒にTVを見ていた家族の声。
あまり考えた事がなかった電気がない生活を考えました。
毎年、毎年、何年に一回と言われる規模の災害がどこかで起こる現在ですので、我々が住む伊那谷も例外ではない。
暮らしをつくり・守る会社として、色々な対処策を想像して提案を考えなければなりません。
早速、水曜日のアフター課題会議でこの話題に触れると、メンバーから蓄電池、トイレ、給湯器、設計についてなどなどの具体的な案が上がりました。
現状の提案でも『これを勧めるべき!』とか『これは勧めては駄目!』という内容で、販売の前線とは少し違う『実際に使われてから』の話。
点検やアフターで日々、生活者であるお客様と関わっているチームだけに、さすがに目の付け所が違うな〜と勉強させられました。
『つくったら、守る』の井坪らしく、この意見を今度は入り口の設計に伝えて共有し、更に安全・安心につながる提案ができるようにしたいと思いました。
衆知を役立つ力にして、たしかにお客様に届けられるように!
小さなチームですが尽力していきたいと思います。


本文のような前フリになってしまいました...。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。


毎号編集に約2ヶ月をなんやかんやでかけている、オーナー様向けの季刊誌SMILE24号の封入、発送が今週無事行われました。
今号も、ご覧いただいた皆様に喜んで頂けている姿を想像しながら、心を込めて作れせていただきました。


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封入は全社員が集まる月曜朝礼後に皆で行いました。
封入作業は、透明の封筒に冊子(SMILE)を入れ、テープで蓋を閉じる単純作業...。
慣れてくると片付仕事になってしまいそうな仕事ですので、社員が何故やるか?という意味を再確認する意味も込めて、職人の仕事でも心構えとしてよく使われる『神は細部に宿る』という話を封入前に話しました。
封入している時をどんな事を思い働くのか『手に取るお客様を想像し、いつもの仕事と同様の心構え持った仕事、品質を考えた仕事にしよう!』と伝えました。
封入するのは約2,000部です。事前に担当の社員から伝えられたグループに速やかに別れ、円形であったり、対面であったりそれぞれの陣形を整えて封入がスタートしました。
和気あいあいとしながらも、役割を決めて手際よく進む封入。
すると「向きが違う!」とか「この冊子汚れている!入れては駄目」などの厳しい品質チェックも入ります。
それぞれに意味を理解し考えながら封入は15分程で完了しました。
テープのゴミの片付も完璧にして、気がつくと現場ごとの打合せが何事も無かったかのように、でも清々しく始まっていました。
打合せを待つ職人に「お疲れ様!」と声をかけると嬉しそうな笑顔が...やっぱり皆で何かをやり遂げると達成感がありますね!
SMILE封入も一丸事業の一つになっています。


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始めはお便りで始まった、お客様通信→寿だより→SMILE。
寿だよりまではペーパーで一部の社員が作成発行を行っておりましたが、SMILEからは封入が加わり一気の社内にも知られるようになった季刊誌。
SMILEは年4回発行され続け今回で24号。創刊6年目という事になりました。
発送が終わると二週間後に改善会議→企画会議と次のSMILEの制作に入ります。
こうして知らないうちに、SMILEは私や社員の年中行事になりました。
始めは大変だったこのルーティンが今は各所に楽しさを感じるようになりました。
お客様のお宅訪問や頑張り人(社員紹介)のページは編集していても楽しみなページです♪※自身のコラムだけは頭を悩まし続けますが(笑)
小さくても楽しい達成感を味わえるSMILEはその名の通り、私達を笑顔にしてくれる冊子なのかも知れません。感謝!

新棟梁デビュー! それを支える先輩大工と井坪Jrの仕事
2020.9. 4

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
9月になりました。まだまだ蒸し暑い日が続いています...
すっかり日常となったマスク着用も熱中症予防のため外したりつけたりの日々。
冬のマスクは温かくて良かったですが、夏は大変ですね。
そんなことを今更ながらに思う今日この頃の私です。


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。


計画が伸びていたfineの新展示場の建て方が今週いよいよスタートしました♪
新展示場の詳細は追々触れるとして、今回この建物でめでたく棟梁デビューを果たしたのが入社6年目の木下君です。


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入社当初から非凡なセンスがあり、大会なので幾つもの最優秀賞を獲得してきた彼ですが、井坪工務店では先輩の層が厚く棟梁になるのは簡単な事ではありませんでした。
「目標は20代で棟梁になること!」と明言しており、地道に努力を重ねてきました。
今年になって様々な人間から「木下を棟梁に」との言葉が増え、大工衆の推薦もあり、この日を迎えました。
人工の組み立てを行っている工事リーダーの北沢君の粋な配慮なのか、デビューが新展示場!忘れられない日になりますね。
メンバーは先輩棟梁達数名とその他は全て木下君の後輩になる井坪ヤングチームです。ジャニーズで言えばJrですので、井坪Jrと言ったところでしょうか(笑)


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打合せで長野より来社されたウッドビルドの副社長と児玉さんが、来社前にこの現場に立ち寄ったそうで、私に会っての第一声が「社長!大工さん達の活気がすごいですね!!」でした。
突然の言葉に様子を理解できなかった私は「え?...何がですか?」と尋ねました。
すると「新展示場です!」とこ事。「寄って来たんですね」と理解ができたところで、次々と嬉しい感想を頂戴しました。
「凄いのは、若さ、活気、チームワークです!」
「皆、円陣を組んで同じ方向を見て打合せをしていました」
「本当に皆で家をつくっているって感じがしました」どれも嬉しい話ばかりです。
「ありがとうございます!」彼らの姿がリアルに目に浮かんできました。本当に素敵です◎
きっと新棟梁は棟梁の役割を、サブリーダーは今までの木下君の役割を、先輩棟梁は全体のサポートを、皆が誠実に果たそうとチーム一丸となって頑張っていたのだと思います。
そんな現場は「お願いします!」や「ありがとう!」が自然に飛び交う現場!
新鮮さは何も勝る武器ですね。慣れで忘れちゃいけない部分です...我が身を思い反省しました。
新棟梁・先輩大工・Jrの仕事から、慣れや惰性のあるシニアになりつつある自分に喝を入れる事ができた今週でした。感謝!