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代表ブログ

カタチのない贈り物
2017.4.28

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
早いもので4月も終わりが近づいていますね。
本日、弊社では夕方より毎年恒例のお花見&ボーリング大会(新入社員の歓迎会も兼ねて)です。
毎回ボーリングで歯がゆい思いをする度に『練習して来年こそ!』と思うのですが...練習した例がありません(笑)
とにかく今回は欲を出さず、一球入魂の気持ちで今の実力を出せれるように頑張りたいと思います。


皆様はいかがお過ごしでしょうか。


木曽路へ。完成お引渡しに向かう途中、満開の桜の道を通りました。
緑の中に咲く桜のコントラストが余りにもきれいで『いいな〜』と心の声が出てしまうほどでした。
癒される瞬間は意識していない日常の中にふっと訪れる時がありますね。


木曽のお宅でのお引渡しでも素敵な場面に遭遇しました。
温かなお客様家族との交流の中に生まれた涙と笑い。感動現場がそこにありました。


先ず現場に到着すると奥様が満面の笑みでお出迎えくださりました。
「2日間見学会をさせて頂きありがとうございました」「いよいよ完成です。楽しみですね」
とお伝えすると、お客様がこう応えられました。
「かえ(お施主様の娘さん)が悲しくて泣くんです。(見学会)一日目に皆さんが帰る時も、二日目の時も...」
「二日目は私がおんぶして帰ったんですけど、もう背中がビショビショで...」
「完成はうれしいけど(会えなくなるのが)悲しくて...」
家づくりの様々な場面にスタッフの話題として登場してきた『かえちゃん』の話はスタッフから聞いていましたが、そんなにも(井坪メンバーを)愛してくれているんだ!と実感し嬉しくなりました。

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引渡しが始まると同時に節目が近づきます。
かえちゃんの涙を見ると辛いな...と思っていましたが、先に泣いていたのは奥様と弊社スタッフでした。
私が見る限りかえちゃんは一生懸命笑顔でいました。(大人に気づかってくれたのかな?)
なかなか言葉では言い表せない温かな気持ち《カタチな無い贈り物》を頂きました。
皆さんに手を振り笑顔で見送られた帰りの車中、来たときより美しい夕暮れの桜を見てより一層癒やされました。感謝!

時を超えて
2017.4.22

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
休日は『春を感じに...』と桜を見に行きました。

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遥か昔より当たり前のように毎年この短い期間だけ咲く桜...
並木道を家族と歩きながら、咲き誇る満開の桜に心を奪われながら、その美しさ・儚さを感じ、この時の大切さを思いました。
『ひっそりと美しく咲いて満開になり、やがて静かに散ってゆく』
日本の美徳はこの桜から来ているかも知れませんね。
日本人で良かった!と思う時を過ごしてきました。


皆様はいかがお過ごしでしょうか。


4月18日にWB工法全国大会が長野市で開催されました。
2年に一度行われる全国大会。長野発のWB工法も開発から20年の時を経て今や全国組織(全国約800社が加盟)です。
名称もWB工法からWBHOUSEに!シンプルでかっこいいデザインになりました。
私は、久々の長野開催で移動はかなり助かりました(笑)
前回(たぶん10年前)の長野大会は父親と。今回は社員2人(工事リーダー・設計リーダー)を連れて参加しました。

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全国大会に先駆けて行われたWB友の会総会では、会長から顧問となりなんとか大役が終了。
助けられた記憶しか残りませんでしたが、多くの同業種の仲間が出来た事が最大の宝となりました◎

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午後からは、いよいよ全国大会in信州です。
会場に入ると大勢の人・人・人!!
以前に行われたin信州から人も増え、世代も変わった事がひと目で分かりました。

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表彰式では、有り難い事に今回も最優秀賞(全国NO1)を頂きました。
名前を呼ばれて登壇し、壇上から同行した2人の社員をキョロキョロして探しました。
嬉しそうな表情(想像した表情)が見たくて探したのですが結局見つからず...
仕方なく奥行きのある会場の一番うしろを方を眺めました。

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すると、ある事をふっと思い出しました。
前回の長野大会で同じ賞を頂いた時の事です。
表彰を受け取るのが恥ずかしいのか?経験させたいという親心か?表彰式になると親父が突然『お前行け!』と言い、大勢の前で挨拶など経験したことの無い私がこの場に立たさせて頂いた時の事です。
壇上での余裕など一切なくキョロキョロすることも出来ず、ただ伏し目がちにだけにはならないようにと会場の後方を見つめました。
その時です。会場の一番うしろにフラフラとカメラを持った親父が現れて嬉しそうな顔をして写真を撮っていたのです。
緊張が一気に和らぎ『受賞出来たのは、仲間とお客様のおかげです。ありがとうございました』と挨拶ができました。


今回、会場の後ろには以前の風景はありませんでしたが、その事を思い出すことで何か熱いものが込み上げてきました。
ここに戻ってきたぞ!
『受賞出来たのは、仲間とお客様のおかげです!』
挨拶では心から変わらない想いを伝える事が出来ました。


基調講演は色々なところでご縁のある新建新聞社社長の三浦祐成氏。
なんと彼も先代(前社長)の事を感じながらの講演だった様子で、普段とは少し違う熱量を感じるお話でした。

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美しい桜が変わらないように、本当に良いものは時を超えて愛される。
井坪の家づくりもそうありたい!
深呼吸したくなる家 WBHOUSEもそうなんだと思う。
強く早い風が吹く時代でも。
ただ単に売れる家ではなく、良質な家をつくる骨太な会社でありたい。
流されて根付かない貧弱な木ではなく。
枝葉が揺れても地面にしっかりと根を張った孤高の強木に。
地場工務店のあるべき姿を考える一日になりました。感謝!