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代表ブログ

人は幸せになるために生きている
2016.6.24

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
昨日、先代が若い頃に家を建てさせて頂いたお客様から建替えのご依頼を頂きました。
井坪工務店を育てて下さったお客様からの再受注。身が引き締まります!
商談中は私の知らない先代とのエピソードも聞けて、弊社の歴史を改めて知ることが出来ました。

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早いもので、明日は先代の七回忌の法要です。
こうした数々の節目を頂くことで、故人を想い感謝の念を深める事が出来ている私はとても幸せな奴です。


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。


先日、小学生の息子から唐突に『お父さん、人は何のために生きているの?』と壮大な質問されました。
父親の威厳を見せるべく、とっさに私は『人は人を幸せにする為に生きているんだ』と答えました。
すると息子はキョトンと顔で『うん。わかった』との事。
実際に何の為に生きるなどというテーマを考えて日々を過ごしていない私にとってはハードルの高い質問でしたが、親としてそれらしい事は言えたかな〜位に思い満足していました。
一夜明け今度は私が息子にこう訪ねました『人は何のために生きているんだっけ?』私は自分の言った言葉を期待して待ちました。
すると息子はこう答えました『人はね幸せになるために生きているんだよ』と...
『そうだな...幸せになる為に生きるんだな』思わず繰り返してしまいました。

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最近、伝記などに興味を持ち始めた息子は偉人達の努力の源に興味を持っていたのでしょう。
彼らは何のために生きていたのか?その着火装置は何だったのか?
そう考えると『人は何のために生きているの?』の質問も理解できます。


私の見解ですが、偉人達の着火装置は強烈な自己実現だったのだと思います。それを達成して行く中で様々な貢献が生まれていったのでしょう。
私の言う『幸せにする為』という恩着せがましさではなくではなく『幸せになる為』という情熱が原動力なんだと思います。
なぜなら、人を幸せに出来る人は、自身が幸せになれる人だと思うからです。
ただの自己犠牲でなく自己実現という考え方が大切なんだと思います。
人に役立つことが自身の幸せになれば最高です。
息子の回答から学ぶ父でありました...

『人は幸せになる為に生きている』 感謝!

当たり前の積み重ね
2016.6.17

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
建て方も多くなる梅雨の時期。天気を見ながらの工程調整は年中続く事ですが、この時期は特に慎重に工事を組む必要があり、工事部の面々は天気予報と実天気との予測の中で忙しく動いてくれています。


皆様はいかがお過ごしでしょうか。


そんな中で先週行われた上棟式のお話をさせていただきます。
S様(お施主様)の上棟式は大人数での祝賀会も予定されており、祝宴の会場を現場内に作る事や様々の準備で、式の一時間前に私が現場入りした頃にには、各所の準備に大忙しでした。
棟梁の丸山君は二階で上棟式の祭壇作り。お供え物を並べるところでしたので、こちらの準備を一緒にすることにしました。
並べ始めて間もなく...背後から『社長さんは居るかね?』と男性の声がします。
振り返ると70歳位の日に焼けた男性が立っておられました。
『...はい私ですが...』
男性は深々とお辞儀をして静かな口調で語りだしました。
『どうしても社長が来たら言いたい事があったんな...俺はこの近くで畑をやっとるんだけどな〜おたくの職人の挨拶が凄いんな!』とここ数日のエピソードを語って下さいました。
『つまりな〜お礼が言いたかったんな。嬉しくてな...』
男性は泣かれておりました。泣かれるほど嬉しい挨拶?1ヶ月足らずの中で弊社の職人がどんな態度で仕事に挑んだのか...想像は出来ましたが気になりました。
お礼を申し上げ、直ぐに棟梁に聞くと『普通に挨拶をしただけです』との事。
普段の当たり前が涙を流して頂ける程の感動に繋がるとはスタッフも想像していなかったと思います。
感動して頂きたいからするのではなく、当たり前の積み重ねが生み出してくれた感動!
またまた教えられてしまった私です。感謝!!
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