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代表ブログ

人生ゲームから消えたもの
2019.10.25

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
先週末は、久々に風邪で高熱が出てしまい大変でした。
身体の節々が痛く、喉の調子も悪かったら"風邪"ですのでフラフラしていたらダメですね。
そんな前段を踏まえての高熱...土・日はほぼ寝床で過ごしました。
快適なはずの寝床も1日、2日となると身体が痛く地獄のようでした。
なんとか熱が下がり、日常に戻りましたが健康第一を痛感する出来事でした。


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。


寝込む前の日は、東日本のBino&FREEQ地域総会参加のため埼玉に行きました。
台風の被害で通行止め区間の長い中央道を止めて、長野から群馬に抜けるルートで埼玉を目指しました。
しかしこちらも、佐久〜軽井沢が下道...ロマンチック街道がめちゃくちゃ混んでいました。
車を走らせること6時間。なんとか埼玉に着くと、すぐに総会です。


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今回も時間いっぱいの情報提供を頂きました。
長い付き合いになったエリアマネージャーの石原さんの話では、人生ゲームの話が出ました。
ボード版の人生ゲームか〜と懐かしくスライドの写真を眺めていると、令和版と書かれた最新版が登場!まだあるんだな〜くらいで映し出された画像を見ていました。
すると石原さんから、「皆さん懐かしの人生ゲームです」「勝敗は何で決まりましたか?」「...そうですお金の数。みんなで数えて一喜一憂したものです」
「最新式の令和版!ここからは何かが消えました!さてなんでしょう?」「なんと"お金"が消えたのです」「この人生ゲームはなんとキャッシュレスなのです!」「勝敗は、お金を集めたその量や数ではなく【仲間】の数に変わりました...」 
お金より仲間...時代や価値観の変化を強烈に感じるお話でした。


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(社長と西村さん)
変化、変化と言いますが時代や価値観は確実に変化していますね。
その後の懇親会では、席が責任者の西村さん(たぶん偉い人です)の隣になりました。
歳が近く付き合いも長くなったので、気楽に色々なお話をして楽しい時間を過ごしました。
その中でも、子どもの歳がほぼ同じという事がわかり、彼ら彼女らの価値観に話題が移ると、『おじさんには理解し難い価値観のギャップがある』という結論に。
普段はこれでおしまいですが、西村さんは事業責任者。消費者とのギャップになるのだとすると、理解し難いでは済みません。
西村さんはさすがで、今まで一人で行っていた、全てのBino.FREEQ関連のPRの業務を若いスタッフに移行したそうでした。「感性や価値観の変化が来たら若いスタッフに任せそれを支援するのもリーダーの努め!」「新たなストライカーに期待を込めてパスを出す」と語っていました。
放任ではなく委任。メンバーに責任と共に勇気を与え続けている西村さんがイビケンチームの"リーチマイケル"である所以が良くわかりました。
令和版の人生ゲームの勝者はきっと西村さんのような人ですね。(※めちゃくちゃ褒めてしまった...)
帰りもロマンチック街道は最強に込みましたが...それに勝る学びや気づきの多い時間になりました。感謝!

【その時】への備え
2019.10.11

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
大型で非常に強い台風19号の接近で、週末のあらゆるイベントが中止の発表をされています。
現在はまだ曇り空の南信州ですが、弊社でも台風に備えて材料を積み替えたり、シート補強をしたり、台風対策をしています。
『先ずは命を守ること...』そんな言葉を耳にすると、今回の台風が及ぼすであろう驚異を感じて言葉を失います。
この国の住人である以上、避けることの出来ない台風ですが...ココ最近のこれは本当に異常ですね...
天候は、天に願うばかりので学のない私ですが、なにかそれを食い止める手立てがあるのならば、積極的に関わっていきたいと思っています。


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。


毎年多発してしまう災害に『暮らしを担う職人』がどう役立てるのか?
その一つの解としての取り組みが【応急仮設住宅】。
家屋が倒壊してしまう程の大きな災害が起きた場合では、生活者の健康・安全を考えてもこの建築が急務です。
しかし現実には、各所での連携やルールが必要で、現状ではまだ整備されておりません。
今回、全木協の小林会長の呼びかけで行われた応急仮設講習会に参加して参りました。


この日、会場となった信州スカイパーク体育館(松本市)には、県内各地から多くの職人さんや工務店が参加しました。
午前中の必要な座学講習を終え、午後は実際の応急仮設住宅の建築です。

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足場が組まれ、材料が積み上げられた仮の現場に参加した各地を代表する棟梁が揃いました。
5分程の作業工程の打合せを終えると、今日顔をあわせたばかりの職人たちが一斉に動き出しました。


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同じく講習に参加した弊社の北沢工事リーダーも大工ですので、真剣な眼差しで建て方を見つめておりました。
土台⇒床⇒柱⇒桁⇒母屋⇒垂木と一連の建て方に要した時間は、わずか50分!!驚きのスピードで建て方が終わりました。
さすが地域を代表する職人達です。
その後の断熱入れ工程では、施工品質のバラツキも感じましたが...そこは厳しい井坪基準で見ると。
施工品質基準までの導入は次の段階ですが、垣根を超えて世の中に役立つ動きが出来る事の可能性を体感しました。


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災害がいつやってくるか分からないこの国の建築屋として、【その時】にただの被災者にならないようにしたい。
自社での対策や準備はもちろんですが、それに加えて同業種との連携を広め・深め【その時】への備えを築いていきたいと思いました。感謝!