鬼滅の刃と息子との時間

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
朝晩の寒さを肌で感じる季節になり、防寒ジャンバーを羽織って出社する社員さんも増えました。
夏場苦労したマスクも、この時期は防寒の役割を果たし調子が良さそうです。
すっかり冬の訪れを感じる季節になりました。

さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

大ヒット中の映画『鬼滅の刃』にあやかり、今週の朝礼時に『全集中！技と心の呼吸で...』というフレーズを使ってみました。
流行りの言葉は伝わるもので、その後しばらく『鬼滅』の話題もチラホラと（笑）
実は...私自身、この週末まで漫画の存在は知ってはいましたが、内容はまったく知りませんでした...。
『映画が記録的な大ヒットをしている』というNEW-Sを見て少し興味を持ち、中学生の長男が、この漫画を全巻持っていることは知っていましたので、早速内容を訪ねてみました。
「おい、鬼滅の話教えてくれ」
興味がないと思っていた私の質問がうれしかったのか？彼はニコッと笑って、とても嬉しそうに情熱的に解説してくれました。
『好きなモノ』を伝える力は凄い！まさに全集中です（笑）
勉強や手伝いの話になると、そっぽを向く感じの思春期真っ只中の彼が夢中で話す表情の方が嬉しくて内容が入ってこない私。
先走る彼の説明とそもそもを何も知らない私。「なるほど...鬼を倒すんだな」「違うんな！ただ倒すんじゃなくて鬼も元々人間で...」「？？」。
基本情報をインプットさせた方が良いと思ったのか？私に疲れてか？
家に帰ると１巻がテーブルの上に。まあ読めということかと悟りパラパラと読み始めました。その姿を知って中間の辺りで、２巻を持ってくる長男。
これは休む間も与えられずに全巻読みになりそうでしたので「ゆっくり読みたいで、ありがとな」と宅配を８巻辺りで止めました。
今の映画が７、８巻辺りの話しらしくなんとかここまで理解できた私です。

物語は、異世界の話を大正時代というなんともノスタルジーを感じる時代設定で描いておられ、非常にスピーディーに読むことが出来ました。
キャラ設定や話のスピード感、映像になると美しくダイナミックな絵も人気の理由なのかな？と流行る理由を随所に感じましたが、なによりも主人公の優しさや強くなる為の理由が印象に残りました。（※読みかけですが）

（漫画に挟んであった自作のしおり）
私達が子供の頃にハマった、体も心も超人的な完全無欠のHERO達ではなく、弱い部分も持ち他の為に自分以上の力を発揮するHERO達。ここに子供がはまってくれていて、道徳的な事を学んでいるんであれば、とても嬉しいな〜と思いました。
つらつらと読みかけの漫画の話を書きましたが、漫画を通じて親子の会話が増える時間になりました。感謝！