妄想トーク

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
長雨が終わり夏真っ盛りの8月になりました。
今年は、お祭りなどの賑わいがないせいか不思議な夏です。
季節の風物詩（季節の感じをよく表している事物）には色々とありますが、夏は特に多いのかも知れませんね。
毎年、盆帰省でやってくる妹家族も今年は帰省を自粛するらしく、更に静かな夏休みになりそうです。

さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

もうすぐ夏休み（お盆休み）です。
「休みはどこかに行くの？」と長期休み前になると聞く定番の質問も少ない昨今の時世。
私は『ステイ・ホーム』の休みとなりますので、掃除や読書でもしようかな〜と思っていまが、アウトドア好きが多い社員さん達はCAMPや釣りなどの計画があるそうです。
どこかに旅行に行かなくても、買い物に行かなくても、美味しいものを食べに行けなくても...楽しみ方は色々とあるものですね。
新しい暮らし方が、個人やお家時間にもたらした『暮らしの価値』は案外奥深いものがありそうです。

アウトドア好きの社員さんの『趣味＋残材利用工作』から生み出されるクラフトファクトリーの品々も実は豊かな暮らしを彩るアイテムだらけ。

特にアウトドアシーンにはよくハマり、休日に使用しているイメージカットの写真や動画で見せてもらうと、モノよりもやっているコトの方が気になったりしてしまいます（笑）
モノ（工作物）の話をしなければいけないのに、「ローテーブルは夕暮れのキャンプ場にあうね〜」とか「スマホスピーカーは釣りや、バーベキューでもいいかもね」とか「焚き火を見ながらの音楽が最高なんです」とか楽しいひと時ですが...おじさん達のシーントークや発展した妄想トークが止みません。
そういった話をしていると、家はこのコトに寄り添ったモノでなくてはならないと強く感じます。
何を持っていい家とするか？性能や耐久性、耐震性...といった安全面。美しい美観。どれも重要ですが、この家でどう暮らすかが思い描いた暮らしとイコールになることが最も重要なんだということに改めて気づきます。
『コト』＝その時間こそが人生...一度しか無い人生です。その人生を豊かにするのは『コトの実現』で『モノ』はそのための手段です。『モノよりコト』は言われて久しい言葉ですが、ここにきてとても共感できる価値観になっています。
モノはコトを達成する為の手段。コトがなければモノはいらないことになるし、手に入れたとしても大切にはされません。
私たちが生業とする『家』もモノですので、モノの良さを追求していく意味『コト（生活者の楽しそうなシーン）』が見えていないといけないと思っています。

（お客様が来店される前に妄想トークで熱くなる２人）
しかしながら『コト』は全てを言葉できず、潜在的な部分も多いので、真剣な妄想（創造力）から生まれる提案が大切です。
私たちの好きな妄想トークも無駄ではなく大切な習慣であるという結論になります。

創造しそれを実現できる力を真摯に磨き『この指止まれ』で発信する。これこそが【つくり手もワクワクできる『らしさ提案』】なのではないかと思います。
自分たちがワクワクできる炎は消えることのない情熱の火。後半戦も妄想トークから生まれる提案が楽しみです♪感謝！