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代表ブログ

志の証を胸に
2020.5.15

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
春なのに肌寒さを感じていたと思ったら、急に夏のような暑さになりました。
まだ5月ですが、少し早い半袖姿の私。
『平年並み』がわからなくなるのは、季節も時代も同じなのでしょうか...なにかと不安定な世の中です。
アベノマスクが届かないまま、社員さんには2回目となるマスク配布を行いました。
果たして届くのか?と思うアベノマスク(予算466億円)...マスクでこれなので、特別定額給付金(総額12兆8803億円)も本当に必要な人に届くのかが心配になります。
世の中が、マスク不足で苦労する中、個性的な手作りマスクを自作する人たちも登場。(※弊社でもかなりいます)
すでに必要なのか?が問われるアベノマスクですが、いつの日か我が家(5人家族)に2枚の布マスクが届いたら、少し笑えます。(※笑えない予算ですが)
とにかく『えっ?』と思うものに、何百・何千億だ兆だと想像を絶する予算組みをされる我が国のリーダー達ですが、本当に必要な予算をしっかりと計画し国民の生活の為に使って欲しいと願うばかりです。
国家の予算や政治にはあまり興味のなかった私ですが、最大最悪の敵コロナウイルスが気づかせてくれる、このままでは『アカン事』もあるのかな〜と思っています。


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。


国ばかりではなく、私自身も反省を繰り返す毎日。
毎日書いている手帳の反省ページは、一週間で振り返ると、ほぼ同じカテゴリーだったりします。
『意識したくない苦手分野』が浮き彫りになるので、目をそらしたくなりますが、課題を克服するために毎週末に時間を取って行動計画を立てています。
『ひとりPDCA計画』では、克服すべき課題が結構出ます。完全達成できた週は恥ずかしながら一週もありませんが、課題だけはいつも明確になっているので方向性だけは間違えません。
【ビジョンを明確にしてそれに向かう計画】は個人でも、会社でも、国家でも必要です。


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今週は年に1回の安全大会&認定資格者更新講習を開催しました。
コロナ感染予防で、8ブロックに分けて可能な限り人数を減らしての開催。
丸2日間。全9回の資格者講習は中々ハードでしたが、少ない分濃厚にチーム井坪に関わる全職種の皆様と【志・ビジョン】を共有する貴重な時間になりました。
冒頭、私が伝えることは【井坪の価値観とビジョン】です。内容は極めて当たり前の事で、一言にすると『プロとしてのプライドと責任を持った仕事をしよう』ということ。賛同・共感されなければ、お互いにかなり辛くなるので、チーム井坪に関わらなくて結構ですと言っています。毎年同じです。
価値観やビジョンの共有は何よりも重要で、あとはふりかけみたいなもの...価値観=『その心』を理解して頂き、自分の考えと重ねていてくれれば、あれこれ言わなくても分かりあえますし、自信を持って行動ができます。


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今回、優秀認定資格者として表彰させて頂いた遠山さん(遠山外装)は表彰の挨拶で、「現場の仕事は嘘をつかず真実を語る。だから自分の知る職人としての正しさには、どんな状況だろうと妥協したくない!」と言っていました。共感し大きくうなずく職方(認定資格者)の皆さん。もう言葉はいりません◎


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(志の証:認定資格者終了証※今年は黄色です)
職人同士が互いに誠実に【お客様からのありがとう】の為に、プライドを高め合う姿こそが目指す所だからです。
都合のいい妥協や、嘘、ごまかしが多く感じる時代...
真実しか見えず、真実しか残らない現場で、関わる一人ひとりの職人が【誤魔化しのない正しさ】を持って働くチーム井坪を磨いて行きたいと思います。感謝!

『奮い立つ』エンジン
2020.5. 8

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
GW休みが終了し仕事が始まりました。
朝礼で「皆さん、休みはいかがお過ごしでしたか?」と聞きましたが、外出自粛のお休みでしたので、それぞれに近場・家庭で楽しまれた様子でした。
休み明けの朝の醍醐味は、このリフレシュした顔を見ること。
その顔が揃うと、不思議と自然に空気感まで変わります。
清々しい朝♪マスク姿ではありますが、リモートワークには無い味わいを感じる事が出来ました◎


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。


新型コロナ問題で、話題となっているリーダーシップ。
政治でも色々なリーダーの姿勢が見えて、良きも悪きも勉強になっています。
ここで、私のリーダー論を語るつもりはございませんが、大切なのは、その行動や発言によって『人や仲間が奮い立つか否かということ』なのではないか?と思っています。


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お引渡しで、施工者がお客様にお礼を言うVTRを見て、そのVTRにむかって「ありがとうございました」と頭を下げる姿。
この状況をそのまま伝えることは案外難しいのですが、なるべくダイレクトにお客様の想いが伝わるようにと工夫して施工者たちに『ありがとう』を伝えています。
先日お伺いしたお引渡しでも、そんな嬉しい状況があり、早速棟梁に先ずはその言葉を伝えました。
「本当ですか!嬉しいです!」最高の笑顔。
「今後もしっかり(家を)守っていかんとな」「はい!」
『家をつくったら、守るのが当たり前』先代の心を棟梁たちもしっかりと継承してくれています。
この部分で、多くの言葉を語らなくていい事は価値観が同じ証拠。頼もしい限りです。


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大工とは何か?と聞かれたら、家を作る人と誰もが答えると思いますが、それは仕事のレベル。
依頼主の心によりそって始めて『心』が入ったプロの志事になるのだと思います。
ただ図面を見て完璧な施工をすることだけではなく、そこに住む人の『想い』を感じながら仕事をする。喜ぶ顔を想像しながら働くこと。
自分以外の誰かの幸せの為にと働けた時に、発揮される力は本当に大きなモノがあります。
引き継ぎMTGで『想いを伝えて欲しい!』という施工チームが『誰を見て』『何を見て』仕事をしているのかよく分かる出来事が多々あるのは、この部分を大切にしているからなんだろうと思います。
私自身がチームから学ぶことの方が多い現状で、逆に奮い立たされることの方が多いのですが...
しっかりと『奮い立つエンジン』となる『ありがとう』を伝えていきたいと思っています。感謝!