生業のあり方

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
時はすでに夏！暑い日が続きますね〜（汗）
今週は16回目を迎える『井坪感謝祭』が弊社展示場の《住まいの情報センター松川》で行われます。
井坪の夏の風物詩がここからスタート！『飯田祭り』『子供工作広場』と怒涛のイベントラッシュです。
締めくくりの『ビール会』まで気合を入れて頑張りたいと思っています。

さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

7月19・20日と『わざわ座』の全国総会に富山・金沢に行ってきました。
朝6時に出発し10時30分に目的地である『能作』さんに到着。
やっぱり富山県は遠いですね〜

能作さんでは400年の伝統がある『高岡銅器』の製品づくりの話を聞き学びました。
時代の中で廃れていった伝統文化がどう復活を遂げたのか？
ヒントは工場見学・社長の話・デンサンという映画の中にありました。
『モノづくり（伝統）の進化は使う人の事を想い変わって行くこと...そしてそれを知ってもらい伝えて行くこと...』
現実にもがく前に、自分達にそれが出来ているのか？を自問自答する時間になりました。

講義を頂いたわざわ座のメンバー。デザイナーの小泉誠さん・建築家の伊礼さんは、つくり手の大切な心構えとして『早く・安く・多く』つくる事に必死になる時代ではない！と話された上で『大切なモノを守りながら、変わり続けること』『ただ売るだけではなく価値を伝えること』の大切さを熱く語られました。

時間も内容も濃かった2日間。
わざわ座は『わざわざやろうよ』と言う《モノをつくる座衆》の集まり。そこに流行りの『販売の魔法の杖』みたいな話は一切ありませんでしたが、《平凡を非凡なレベルまで高めたい！簡素だが良いものをつくりたい！》という志しが溢れていて、いい刺激をたっぷりと頂きました。
文化も伝統もそれを引き継ぐ匠の技も使う人の為にあるもの。その良さを伝え愛着を持って上手に使ってもらうこと...生業のあり方を再確認することが出来ました。感謝！