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家づくりという物語への着火装置
2017.2.24

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
今朝、私のデスク脇にある二ヶ月表示のカレンダーを見ると早くも2月後半。
来週にはもう...一枚がめくられることになります...早いですね〜


皆様はいかがお過ごしでしょうか。


今回は着工式のお話をさせて頂きます。
2月は、幸せな事にほぼ毎週《着工式》がありました。

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着工式を始めて数年が経過し何人ものお客様の着工式を行って参りましたが、いつもこの式は新鮮です。
なぜなら、お客様の想いが生の声で伝えられるからです。
いい意味での緊張は施工者にとっての慣れという魔物を消し去り《一棟入魂》の使命感を生んでくれます。
それに、家を建てるお客様を目の前にしての誓いの言葉は自分達を戒めますし、お客様からの期待の言葉は《ものづくり魂》に火を付けてくれます。
現在は無くてはならない家づくりという物語への着火装置がこの着工式。
施主様の声を心で感じること...それがメンバーの意識を高め、更には高い施行品質につながるんだと思います。
マニアルやルール、会議やレポートをいくら強化しても、中心がないと駄目。
中心には、お客様の想いと施工者の想いがあり、それが色々なモノを可能にする要素を引き寄せる磁石になっているんだと思います。
実際はどちらが欠けいても、箱としての家はなんとか建てられます。
しかし本当の意味でのいい家は、いい箱に《ひと》が暮らしてできるもの。
生活者にとって、人生を長く楽しめる場所。一番好きな大切な場所にならなくてなりません。

それは大切に丁寧に人の手でつくられたモノ。

時間の経過が家を劣化させるのか?味わいとして美化させるのか?は生活者の愛情と施工者の情熱で大きく変わります。
年を重ねるほど好きになれる家を!そんな家づくりを目指して。
欠かすことの出来ない、気持ちを重ねる場所《着工式》という時間を大切にして行きたいと思っています。感謝!
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