絆

みなさんこんにちは、社長の井坪です。
長野県では御岳山噴火という多くの尊い命を奪う災害が起きました。
改めて自然の猛威を更に思い知らされている今日この頃です。

さて今回は、【絆】についてのお話をさせて頂きます。
絆は『人と人などの結びつきを、離れがたくつなぎとめているもの』という意味を持ちます。

出会いがあれば必ず別れがあるように、人には出会いの数と同じ数の別れがあります。
９月末から10月はちょうどそんな時期。
メーカーなどの大きな会社では、４月〜９月／10月〜３月のタイミングで辞令が出るのです。
今回【旅立ち】を迎えたのは、約２０年の付き合いになるクリナップ所長谷口さん、９年間会社のシステム全般でお世話になったリコーの鶴巻さん、１年間熱い魂を注いでくれたグランセローズの大塚監督です。

振返ると、それぞれの人に様々なモノを教えて頂き、たくさんの時間を共に過ごして頂きました。
そして、一企業では達成出来ない多くのありがとうを生んで下さいました。
弊社が作成するDVDのBGMに使用される曲に、中島みゆきさんの【糸】という曲があります。
縦と横に繋がる糸が人と人をあらわしていると解釈している名曲ですが、
その曲の最後に『会うべき糸に出会える事を人はしあわせと呼びます』という歌詞があります。
その歌詞を思うと私は本当にしあわせな奴だな〜なんて思うのです。

人は一人では生きてゆけない...月並な言葉ですが、人生も社会も単独では立っていられない『糸』が縦や横に折り重なり大きな布になって人を包んでゆくんだな〜と思うのです。

一本の糸の役目は二本に重なり合い人に役立つ。
糸は一本では半分ですというのが『絆』の意味なのでしょうか？
私はそんなふうに『絆』という文字を解釈します。

素敵な布を紡いでくれた糸に感謝して、新たな糸達と次の物語が始まってゆきます。

（リコージャパン改め鶴巻ジャパンでがんばれ！）