夢のはじまり
皆さま、こんにちは! 設計部の塩澤です。
ブログを書かせていただくのは入社6年目にして片手で数えられる程ですが、設計部の取り組みや日常をご紹介していきたいと思います。
お正月明けの3連休。出掛けられた方、年末年始や仕事始めで慌ただしい1週間の疲れを癒した方・・・どんな風に過ごされましたでしょうか。
各地では成人式も行われましたね。井坪工務店でも2名が新成人となりました!
私の妹も成人式を迎えることができ、振袖に身を包み、晴々とした姿を見ているとこちらまで身が引き締まる思いでした。
「二十歳の誓い」なんかを聞いていると、大人として、社会人として、現在の自分や原点を見つめなおす機会にもなりますね。
そこで、私が住宅の設計を志すきっかけとなった話をしてみたいと思います。
自分の将来を漠然と考え出したのは高校受験を控えた中学3年生。なりたい職業や夢も定まっていない頃です。
自分の学力や将来の姿を考えつつ夢も2転3転・・・。
そんな時、フッと浮かんだのは子供の頃の遊びでした。
新聞の折り込み広告に入ってくる住宅の間取り図。これにハマる時期がありました。
間取り図に家具を書いて自分の部屋、家族の家を作る。庭や道路・公園や学校等を大きな白い紙に書き加え、幾つもの住宅の間取り図を貼り付けて街を作っていました。
こうして完成した家の住人から聞こえてくる会話が、元気な「ただいま」と優しい「おかえり」。
おままごとの中の物語はいつもこの言葉から始まっていました。
今でもお客様の家の間取り図をひかせていただく際はこの温かみのある場面を想像します。
暮らし方は十人十色。そのひとつひとつには沢山の想いが込められていることかと思います。それを形つくる素敵な仕事を通してこれからも日々成長させていただきたいと思います。
皆さま、本年も宜しくお願い致します。