階段ひとつ

こんにちは、設計部の塩澤です。

 

朝から雲ひとつない晴天！

布団やこたつから出たくないほどの厳しい寒さが続きますが、目に映る青空がとても綺麗でした。

 

 

この季節は空気が澄んでいて、夜空の星の瞬きも綺麗ですよね(*^^*)

 

 

本日はリフォーム現場のお話。

 

現在1階を中心に、間仕切り壁を取っ払いLDKを一部屋にしたり、新たなスペースを追加したりとガラリと暮らし方を変える大きな工事をさせて頂いております。

 

そんな家の中心にあるのは階段。上下を繋ぐ大切な場所は計画のうちでも同じところに位置します。

 

ただ、直階段ならではの階段を下りる時の高さ感覚による不安や玄関を開けたら目の前が上り口という視線の気になりといった悩みを伴っていました。

 

そんな不安を抱える真っ直ぐ玄関へと伸びていた階段を、ゆったり安全に上り下り出来るように平らな踊り場を設けた【折り返し階段】に変更のご提案。

 

階段ひとつ掛け変えるだけでも空間に【ゆとり】が生まれ、1階の間取り・暮らし方もよりよい方向へと変わっていきそうです。

 

 

既存の階段も再利用。途中まで残して繋ぎ合わせるという大工の技も見せていただきました。

 

　　　　　　　

 

玄関側からの視線も、迎えるお客様をおもてなしするような仕様に仕上げようとお施主様と計画中です。

特性　-characteristics-

こんにちは、大工の松村です。
『さて来週のサザエさんは...』誰もが聞いたことのあるこの台詞。
これを聞いて日曜から月曜へのモード移行を迫られるのは私だけではない筈です。
この言わずと知れた日本を代表する超長寿番組サザエさん。
もちろん私が生まれる以前から放送されていたわけですが...
サザエさん暦38年ともなれば、ほぼストーリー展開は読めてくるわけです。
もちろんこの感覚は日本国民が抱いていると私は思っています。

毎週毎回、似たようなストーリーを我々に届けてくれるわけですが、なぜか最後まで観てしまい、気付けば、冒頭に書いた台詞を聞いているわけです（笑）
この日曜日の【安定】したモノを我々は心地良いと感じているのかも知れませんね！
そのモノの特性、日本人の性質を理解し続けているからこそ、今も変わらず存続しているのでしょう。
『ふっ』とそんな事を思い深く感銘を受けたところで、今週も【じゃんけん】に挑む私と子供達でありました。