不易流行

こんにちは、工場の中村です。
いままで経験した事のない世の中になっています。非日常の連続です。
でも普通じゃない状況というものは普段気付かないことに気付く事ができます。
逆境は乗り越えるのが難しい状況を指していますが、成長するチャンスでもあると思います。

そんな中、工場では先月から大きな改装が行われました。
倉庫に利用していた場所をクラフトファクトリーの工房にするというものです。
このピンチをチャンスと捉えて取り組んできました。
床や壁に板が張られ、塗装が完了し、照明の配線、クラフトの材料のストック棚と、少しずつ完成に向かっています。

不易流行という言葉があります。
分かりやすく解釈をすると「変わらないこと（もの）を忘れず、新しいことや変化も同様に取り入れて行くこと」という意味があります。
今回の改装ではこの言葉のように古くて良いものは取り入れ、新しいものは必要なところに使いました。

電気配線は昔ながらのガイシ配線を取り入れ、そこに使われる照明はLED電球を選び、また木工事は職人の手仕事の技が生かされています。

クラフトファクトリーではお客様に楽しく工作をして、自分で作ったものは永く愛着をもって使っていただきたいと思っています。
こんな時ですがいつも通り仕事をさせていただけることに、今しかできない事をさせて頂いていること、いつも通り元気でいられることに感謝です。