大工の道

こんにちは、工務の北沢です。

今年も暑かった夏を振り返ると、地元の夏祭り（上久堅火祭り）は恒例行事ではありますが盛り上がりました。
5年前に造った【手造りの子供神輿】も大活躍！

地元に神輿の製作者（大工）として、少しでも貢献できた事を祭りの度に思い出せて、気恥ずかしさと誇らしさが交錯してなんとも言い表せない不思議な気持ちになります。
この子供神輿が何年も何代にも渡って愛着を持って使用されたとしたら、単純に嬉しいな〜と思います。

夏も終わりに近づき、現場に行くと、約半年になる新人大工が、棟梁の指導を受けながら楽しそうに仕事をしていました。
その姿は両者が過去の自分の姿でもあり、懐かしくも輝いて見えました。

私も、物造りが好きで大工の道に進み約25年やってきた経験を生かして、今は直接、手取り足取り教える事はできないけど、何らかの形で【物造り】の楽しさや、厳しさを伝えて行きたい。そして立派な大工棟梁になってもらいたいと思いました。

ただ...どうも私は、新入社員から見ると『釘打ちの上手な工務』に見えるらしく、「（工務なのに）上手ですね！」と子供工作の時に新人から褒められました（笑）