初日の気持ち

初日の気持ちを大切に

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
4月になり、長く飯田に滞在していた次女も本拠地東京に旅立ちました。
昨年の入学以来コロナでリモート授業だった大学が少しずつ始まるみたいです。

良かったな〜と思う反面、うるさい家族がいなくなると少し寂しさもありますね。
送られる側から送り出す側になったから思うことなのでしょうか...親心をこんなところで感じるようになった私です。

さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

早めの開花で桜が満開になった今週、弊社に2人の新入社員が入社しました。

平野君（専門学校卒・男子）と北原さん（高校卒・女子）です。
両名とも入職するのは工事部門の花形大工部で、年も性別も違いますが縁あって同期という事になります。
朝礼のある入社日の朝、他の社員より早くやってきた2人。早速応接室で「今日からよろしく！2人は同期だからな」と初紹介。
同期というのは心強いのか嬉しそうに互いに頭を下げていました。
「緊張している？」と聞くと「非常にしている」との回答。
固くなっている2人に「そうだよな〜今日は朝礼の自己紹介が一番の仕事だな！ここを頑張れば少し気楽になるよ」と言いました。
ほぼ毎年、入職者を迎える側になって忘れそうになっている初日の気持ちを、この空気感が思い出させてくれます。

「皆が思ういい職人てどんな人？」と聞くと、「目標を向かって研鑽する人」とか「他者を笑顔にできる人」とか「責任を全うできる人」とか様々な回答をはっきりとした言葉で聞けました◎
「ありがとう！全部その通りだな」「じゃあそれを忘れないようにそんな人・職人を目指して頑張って下さい！」「手助けはするけど頑張るのは自分！」とエールを送りました。
真っ直ぐに、こちらを見てうなずく二人。まだ幼い瞳に宿る覚悟が伝わってきました。
私自身も、今、この会社で一番の新鮮さを持つ仲間に気持ちのいいパワーをもらえた朝でした。感謝！