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代表ブログ

未来の子どもたちの為に
2019.9.13

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
強い台風が東京に上陸する!とのことで、東京在住の長女の心配をしたところ、『サークルの合宿で群馬に行っている♪』とのことで...親の心子知らずを体験した今週。


皆様はいかがお過ごしでしょうか。


先の台風の影響で、停電が続いる千葉には妹の家族が住んでおり、とても心配です。
『家が吹き飛ぶくらいの風が吹き、夜は一睡も出来なかった...』と母から聞きましたが、報道を見ていると、大きな鉄塔も倒れていて、その災害の大きさに驚くばかりです。
天災が多い昨今。大きな問題の一つの要因は温暖化などの地球環境の変化ですので、天災も元を辿れば人災なのかも?ですね。
共生を考えずに、身勝手に追い求めた快適な生活は、環境には快適でない『毒』である部分もあることを知って、見極めて、正していきたいものです。


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「なんとために働くか?」と問われ「未来の子どもたちの為に!」と即答されたのは、WBの生みの親である故寺島今朝成会長。
会長が生前、WBを伝えていた理由には商売以上の信念があり、私も共感した人間の一人でした。
「悪いと知っているモノは売れない!」言うことは簡単ですが、その主流が『悪』だった場合それを貫くのは至難の業です。
とくに商売では『売れる、売れない』で正義が捻じ曲げられて、妥協も生まれるのかも知れません。
悪くても売れるから〜と『赤信号、皆で渡れば怖くない...』みたいな現象が生まれたりもします。


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カリスマ寺島会長がこの世を去って初のWBHOUSE全国大会で、お話を聞く機会のあったシャボン玉せっけんの森田社長の話は『WB魂』と重なる部分が多く、元気と勇気を頂きました。
シャボン玉せっけんは1910年(明治43年)創業の歴史ある会社。
1960年に合成洗剤で売上を伸ばし右肩上がりで絶好調の業績の中、先代社長がした実体験から無添加洗剤への切り替えを決めました。月商で8,000万円あった売上は78万円の赤字になり、以降17年間赤字が続いたそうです。
100人いた社員は5人となり、その5人も出たり入ったりで苦戦を続けたそうです。
会長は『人生一度きり。自分の正しいと思ったことをやりたい!』『悪いと知ったものは売れない!』と言って想いを貫いたそうです。
1991年(平成3年)に『自然流せっけん読本』が発行され、シャボン玉せっけんの無添加せっけんが『体に優しい石鹸』として取り上げられた事をきっかけに黒字化。様々な分野で本物を求めるファンに愛されて現在に至っています。
『正しい事を貫けば応援される』という言葉があまりにも重く深く胸に刺さりました。


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週頭の全社朝礼で『WB全国1位受賞』の報告を社員にしました。
「皆が獲得した賞だ!おめでとう!」と賞状を見せると、当然ですが色々な笑顔が目に飛び込んできました。
続けて、だから今後どうあるべきか?と話をすると、社員達の目は『答えはもう分かっている』と言わんばかりにこちらを見ています。
『(未来の子どもたちの為に)我々が知り、信じている正しい仕事をしよう!』
新たな日々に向かって心を揃える事が出来ました。感謝!