時をつなぐモノ

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
今年最後の学校運営協議会があり、上郷小学校に行ってきました。
PTA→学校評議委員→学校運営協議委員と、この小学校との関わりも、もう9年になりました。

年数でいうと、小１〜中３の期間。子供達の義務教育が終了する年月です！
しかしながら...、なにかの役に立てているか？は未だわかりません。
最近になって思うことは、何事も縁あって与えられた役目。真剣に向かい合い関わることで、その答えが見えてくるのかも知れません。
人や環境、日々の出来事に学び『人間として成長』したいと思います。

さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

2月27日（大安）こちらも縁あって『出張！Craft　factory』に座光寺小学校に行ってきました。
対象者は、もう少しで卒業していく６年生〇〇名の皆さん。
そうです、今回の出張Craftfactoryは『卒業工作』です！

井坪のオーナー様でもある、担任の先生から『想い出に残る工作がしたい』との熱い思いを受け、計画がスタート。
工場スタッフが約4日間で材料の準備を行い、当日を迎えました。

今回は人数も多く、高学年と言えど小学生。
サポートも考え4名スタッフ（工場の中村さん、岩崎くん、大工の丸山くん、牧内くん）で対応させて頂きました。

「皆よろしくな！」と現場同様に声がけをし、法被をまとい挨拶からスタート！

材料を配ると、知らないオジさん達の登場に静かにしていた子供達も、ワクワク感が上回りいつものテンションに戻った様子で賑やかでした（笑）

磨き、塗装、組立てと、助け合いながらも慎重に作る姿は、チームワークが必要な【家づくり】と似ていて、それぞれに何かを感じている様子でした。

時間を忘れ夢中で取り組んだ卒業工作は、約2日間をかけて完成しました。

冒頭、子供達に「『愛用の一品』に仕上げて下さい！」と言いましたが、モノと同様かそれ以上に思い出に残る【時】が残ったんじゃないかな〜と思いました。
友達と一緒に作った工作。これを使いながら、これを見るたびに、その劣化もまた味わいになる。そんな風に【この時】を思い出せたら素敵です♪

時がモノを作り、モノが時をつなぐ...
『経年劣化』を『経年美化』にするために大切なことは、モノと時から生まれる愛着である。
そのことを、この工作を通じて子供達から教えられました。感謝！