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代表ブログ

生き続ける想い
2018.11.23

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
12月の足音も間近に聞こえ、時の流れの早さを改めて痛感している今日此の頃。


皆様はいかがお過ごしでしょうか。

11月20日。WB工法の生みの親であるウッドビルド寺島会長の葬儀が行われました。
この日は私の47回目の誕生日でもあり、自分自身も大きな節目を感じる日になりました。


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弊社でも10年以上取り組んでいるWB工法。
生前の先代(井坪会長)は根っからの職人で、特に建築については"こだわりと持論"があり『〇〇工法』と言われる工法には関心がなく、まったく興味を持たない人でした。
若い私はそれでもと『FC的な工法』の講座に出ておりましたが、ほぼ全てが却下(笑)
今になると理由は分かるのですが、「売るだけだな」とか「理にかなっていない」とか「卓上だけの話だ」とか言われました。
そんなある日、ご縁を頂きお聞きした『WB工法』の話。ニッチの市川前社長の力強い話と「なるほど!」と納得できる理由...興奮して会社にもどり、会長(当時社長)に「WBは凄い!開発者も大工棟梁なんだ!」と熱ぽく語りました。
話を聞く会長を見て、いつものように却下かな〜と思っていると、「おう!それは良いな」と即決でWBへの取り組みが決まりました。
一度決まると電光石火の如くが井坪流。WBは弊社の主力工法になりました。
大工棟梁としての知恵が盛り込まれた『WB工法』はすんなりと現場になじんで行きました。
寺島棟梁と井坪棟梁どちらも大先輩の大棟梁でしたが、お二人の会食に同席させていただいた時に「大工は」「家は」と少年のような顔で熱く語られていた時のことを、つい最近のように思い出します。
きっと『想いが同じ』というか『同じ志し』を持っていたのかも知れません。


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弊社の創業者である会長が亡くなり、WBの生みの親である寺島会長もお亡くなりになりました。しかし肉体は亡くなっても、その想いは素晴らしい住宅と共に、生き続けるのだと思います。
その為に現在を生きる私たちが、いい家をしっかりとつくり・守っていきたいと思いました。
会長!ありがとうございました。感謝!