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代表ブログ

『形』と『本質』
2018.11. 2

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
11月に入りました。
私も、もう少しで47歳になります(早い!)
なんやかんやで時の経つのは早いものですが、節目節目を大切に本当の意味で成長したいな〜と感じている今日この頃です。


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

連日TVでは、『渋谷のハロウィン騒動』が話題になっています。
暴動に近いような騒ぎに、渋谷区で住む人や商売を営む人も、ちょっとした災難では済まされないような様子です。
有り余るエネルギーを持て余した多くの人が、『右にならえのノリ』で悪い方に行動してしまったのかな〜と推察しますが、同じ日本人としてはやはり悲しい出来事でした。
少し考えれば善悪の区別がつくのに、それを麻痺させてしまう『ハロウィン』と言われるイベントは怖いものです。
ただなんとなく思うことは、あのパワーは凄い!ということ。
若いパワーの抑制や鎮圧だけでない、何かの方法があればいいな〜と思います。


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【ハロウィン】
ハロウィンは、もともとは古代ケルト人のお祭りです。
もともとは秋の収穫を祝うお祭りのことで、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのお祭りでした。
古代ケルト人たちの間では、10月31日が一年の終わり、日本で言う「大晦日」のような日で、「亡くなった人の魂がこの世に帰ってくる」とされていました。
日本の『お盆』にも似ていますね。
この日は亡くなった人の魂と同時に、「悪魔や魔物もやってくる」と信じられていて、
その魔物は作物や家畜に悪い影響を与えたり、子供をさらったりすると言われていました。
そこで、「子供たちの魂が魔物に取られないようにしよう」と、魔物に見せかけたオバケの衣装を着ることで、ハロウィンの時期だけ『オバケ』に仮装させ、子供たちを守っていたそうです。
それが今の「仮装」の起源になります。
この他にも悪霊を追い払うために、『仮面』を被ったり、『魔よけの焚き火』もしたそうです。
この祭りがやがてキリスト教の前夜祭と合体し、カトリックが「聖者の日」と定めていた「11月1日」の前夜『10月31日』を、諸聖人の英語(旧称)"All Hallows"の前(eve)、"Hallows eve(ハローイブ)"がなまってなまって、"Halloween(ハロウィン)"と呼ばれるようになりました。
12月25日の前夜、12月24日を「クリスマス・イブ」と呼ぶのと一緒ですね。
今では特に宗教的な意味合いもなく、アメリカなどでは『普通のお祭り』として楽しまれているようです。
〜以上〜


切り取ると、仮装も、火を炊くことも理解できますが...本質を理解しないと『形』だけになってしまう。
『渋谷のハロウィン』をきっかけに、自身でも『形』だけになっていることは無いか?と考えさせられました。
形式を重んじて本質を忘れてしまうのは本末転倒です。
だけど慣れてしまうと、形式が習慣となり本質が忘れられてしまう事もよくあります。
私も反省することが多いです...。
そして、大人が教える事は『形』と『本質』とが一緒でないと駄目だな〜ということも学びました。感謝!