『家づくり』という仕事

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
先日46歳の誕生日を迎えました。
子供からは『四捨五入すると50歳だね』とからかわれましたが、もう中年といわれる年代です。
味がある大人の男になれるように精進して行きたいと思います。

さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

冬の空気は澄んでいて景色がきれいに見えます。
休み明け早朝の事務所前から見上げた空もきれいで、雲の隙間から見える朝日がとても力強くて『よし！頑張るぞ！！』とPOWERをもらいました。

毎日そういった当たり前の恩恵の中で生きている私達ですが、時に活力を与えてくれる自然の力はやはり偉大です。

今週行われた上棟式。
金釘式（※吉の方向の吉の高さに、お施主様が金の釘を打つ儀式）の場面で、とてもいい風景を見ました。
金の釘はご家族に一本ずつ用意されます。
したがって釘を打つことが困難な赤ちゃんなどは、玄能を少し触らせて親御さんに打って頂きます。
この上棟式を迎えたお施主様のご家庭にもお子様が二人いらっしゃいました。
お母さんにおんぶされたお子様はいつものように親御さんが一緒に打ちました。
小さなお嬢さんはひとりで頑張って打とうとしました。短く小さな釘ですが彼女の力だけでは中々入っていきません。
すると、お父さんがしゃがみこんでそっと彼女の手に手を重ねました。
優しい力が加わって『トントントン』と彼女のペースで釘は少しずつ木に打ち込まれていきました。
ご家族にとっての素敵な想い出になる温かな風景でした。

私にも娘が二人いますので、彼女たちが小さな頃に関わってきた沢山の素敵な想い出があります。
現在では、すっかり大きくなってしまい助け舟を出すことなどほとんど無くなってしまいましたので、手と手を重ねる様な想い出がこれから増える様子はありません。
お互いの成長と共に静かに私と娘達の『その時間』は過ぎて行ったのでしょう。
ですから『この時・この時間』にしか出来ない家族の想い出の中に立ち会えた事を嬉しく思いました。
『想い出をつくることのできる仕事』
『幸せをつくることのできる仕事』
ただの大型工作でも誰かの作品でもない、愛着を持って守られて行く『ただ一つの家族が住まう家』をつくるという仕事。
『家づくり』という仕事の素晴らしさを改めて噛み締めている私です。感謝！

『笑顔』をありがとう

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
台風の連続上陸などの信じられない悪天候の続いた今年の10月。
この月は、例年ですと穏やかな天候が続く季節です。
井坪工務店でも10月には、建て方（家の建て始め）などの外仕事の工程を組むのですが、今年は天候に泣かされました...
したがって、すっかり寒くなってしまいましたが『チーム井坪の職人達』は現在、毎週のように建て方作業を行っています。

この時期の外仕事は、職人達の健康と安全が何より心配です。
怪我なく無事にいい仕事をしてくれるようにと願う毎日です。

さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。

多くの皆様のおかげで、昨年を大きく上回る盛り上がりを見せた『第２回信州バザール2017』が終わりました。

二日間で約5,000名のお客様にご来場頂きました！
何よりうれしかったのは来場の数ではなく『笑顔の数』です。
この数はカウンターで計ることは出来ませんので、私の感覚です。
とにかく出展者と来場者の距離の近さや『地元の』という一体感がつくる和やかな雰囲気を随所で見ることが出来ました◎
そうして『信州バザール』の目指す姿の骨格を感じることが出来る２回目となりました。

昨年の第一回終了後からすぐに始まった準備委員会では、山積みの問題を1つ１つ皆で話し合い２回目の開催に向かいました。
予算面での苦労を抱えながらの出展者募集。始めはなかなか順調に仲間が集まらずここでも苦労しましたが、熱いメンバーの働きかけにより仲間が集まりました。そしてチーム信州バザールとしての実行委員会が立ち上がり、それぞれがバザール当日に向けてのブース準備に試行錯誤され多くの汗を流しました。

『いいものは　いつも　人の手で作られる』という理念を胸に、一人一人が主役となり、人間の手でつくられるモノの温かさ・愛着を、地元のクラフトマンの魂・底力を伝える事が出来たんじゃないかな〜と思います。
お買い求めになられた商品や工作でつくったモノだけではなく、素敵な想い出もお持ち帰り頂けたのなら最高です♪

『情熱が情熱を集めたように』
『笑顔で笑顔をつくる』ことが出来ました◎
チーム信州バザールの皆さん『笑顔』をありがとう！感謝！！