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代表ブログ

せっかく来て頂いたのに...
2017.9.15

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
我が家の末っ子長男(小学校4年生)が社会見学で長野市へ。
『今は長野市なんだ〜昔は松本・諏訪旅行だったけど...』つぶやいた私の言葉に反応する妻。
温泉に入ったとか、牛乳を飲んだとか...些細な話題ですが、同世代にしか分からない会話はなんか楽しいものですね。
少年・少女の頃の思い出話に花が咲きました。


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。


いよいよ飯田ハウジングセンター新展示場の木工事(建て方)が始まりました!
天候を気にしながら始まった建て方でしたが、無事に完了。地上にその姿を表しました。


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建て方の翌日に私は『ちょっといい話』を聞くことが出来ました。
それは、大工棟梁とレク委員長を努める松村君との早朝MTGの中での話でした。
建て方当日、ハウジング内は休みのメーカーも多く井坪の現展示場も休みでした。
『社長、昨日の建て方中にお客様が来たんです(現展示場に)』
『大工の僕らはどうしたら良いか?悩みましたが、鍵もなく案内も出来ないので、せっかく時間とガソリンを使ってきて下さったお客様の期待に応えられず帰らしてしまいました...』
『そうか...何処でそれを見ていたの?』
『(新展示場)2階部分です』(※その距離約100m位)
建て方は、1日で《屋根まで》という目標を持ち行うチーム作業。一心不乱に動き無駄な時間はありません。
その上、天気との戦いとなると...よそ見をしている暇などありません。
そういった状況の中でもお客様に目を向けている井坪の大工達。
『せっかく来て頂いたのに満足して頂けなかった...』(※その後、複数の大工から同じ話を聞きました)
営業職でない彼らがそんな風に思い働いてくれている事はわかってはいましたが、やっぱり嬉しく感じました。
「井坪工務店には営業だからとか設計だからとか大工だからとかそんなモンいらないよな!ありがとう!!」
爽やかに力強くうなずく彼の精悍な顔つきに力をもらった朝でした。感謝!
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イカサマ師にならない為に...
2017.9. 8

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
今週はBino&FREEQの東日本地域総会に行ってきました。
会場のラフレさいたま(埼玉県)までは車で4時間の道のり...
少々疲れましたが、内容の濃いタイムリーな講義と仲間からのリアルな感動実例発表などもあり大満足でした!

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「元気があれば、なんでも出来る!」とは、ある伝説のプロレスラーの言葉ですが、本当にそうだな〜と思える時間になりました。人の有り難さが増して行く日々を過ごしています。


さて皆様はいかがお過ごしでしょうか。


埼玉出張での往復8時間の車移動は貴重な時間になりました。
それは同行した小林君(営業リーダー)のおかげです。
話題は様々でしたが、印象的だったのが『利他の精神』ついて触れた時でした。
勉強家の彼は、小池龍之介さんという若き僧侶の相談・回答方式のコラムの話をしてくれました。
話を聞き非常に興味深い内容でしたので、そのレポートを頂きました。
内容は以下の通り。
【内容】
相談者は男性を信じれないという悩みを持つ30代の女性から
(相談)
私は男性を信じることができません。怖いというより、嫌い。
話をしてもつまらない、頼りにならない、といった感情です。
東日本大震災の影響で不安が募り、若い男女に結婚志願者が増えているといいます。
私はそれを聞き「なぜ?」と思いました。
知識を得ていれば、男性に求めなければいけないことなぞそれほどないのではないかと思ってしまいました。
昔の日本男児だらけの日本であればそうは思わないと思いますが、現代男性のように打てば崩れる人達に何かを求めようとは思えなくなってしまいました。
現在お付き合いしてくれている方がいますが、全くと言っていいほど普通のコミニケーションを取ることを自分で制御してしまいます。
頼りにできない人間と結婚という形を取るのか、尼さんになることも手なのかもしれない。
この状況を打開できる方法を教えてください。(静岡県 30代女性)
(回答)
男性に対する期待値が異様に高いため、自縄自縛に苦しんでおられる。
それが、文面を拝見しての第一印象です。
男性に対して極端に興味がない人は、わざわざ「嫌い」とも感じませんし、「打てば崩れそうで頼りないからダメ」と、ことさらに否定したくもなりません。
「自分を楽しませられるよう、会話をリードすべきだ!」「頼りがいがあって、ただ一方的に自分を守ってくれる人であるべきだ!」。そうして幼児みたいに庇護されたい欲望をもっておられるがゆえにこそ、それを満たせない現実の異性に嫌悪感を抱かれているのでしょう。
けれども、よくよく考えてみれば、「頼りにできない人間と結婚かあ...」と迷っておられる傲慢さ以外に、いったいご自身は相手に何を差し出しているのでしょうか。
かつての「日本男児」ですら、徹底的な男尊女卑の特権を得ることといわば交換に、女性を庇護していたのです。
現代のように男女平準化した時代に、何も差し出さずに「ただ勇ましく庇護してほしいよ〜」と駄々をこねても、そんな人を心から愛し守ろうと思える聖人君子は、この世にいません。
ご自身の陥っている状況を客観視するには、反対側から考えてみるのが役立つかもしれません。
すなわち、「近頃の女性は、女らしいおしとやかさも、かれんさもないから好きじゃない」とスネている男性に対して、あなたはやさしく、ないしは女らしく振る舞おう、という気になるでしょうか。
「他人の過ちを大げさに取り上げることにより、イカサマ師は自分の過ちを見えなくしてしまう」とは、『法句経』に残る釈迦の言葉です。
「頼りがいのある男性に出会えないのは、自分の性格ゆえでは?」と、視野を180度転回してはいかがでしょうか。
(回答者:小山龍之介氏)


という内容。
男女の話ではなく、私はこの話の中にある、『傲慢さ以外に、いったい自身は相手に何を差し出しているか』という部分を読み深く考えさせられました。
人生の中で起こるトラブルの多くはこの『傲慢さ』なのかも知れないな〜と自身を振返り反省もしました。
感情や自分勝手な気持ちで動かずに、どんな時も反対の視点からも見ることの出来る人間になりたいと思いました。
「他人の過ちを大げさに取り上げることにより、イカサマ師は自分の過ちを見えなくしてしまう」
自分自身のことを見失っているイカサマ師にならないように...感謝!