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釘の一本にも魂を込めて
2016.9. 9

皆さんこんにちは、社長の井坪です。
悪夢の骨折から3ヶ月が過ぎました。
『全治3ヶ月』の診断でしたので、3ヶ月辛抱すれば完治するんだ!と思っていましたが...背中を走る痛みが消えません...
先生に『まだ痛みがあるんですけど』と聞くと『6ヶ月位は仕方ないよ。骨はだいぶくっついてきているから。辛抱辛抱』と言われてしまいました。
自分の体が思い通りにならない歯がゆさ。この怪我は誰のせいでもない【自分の責任】ですが辛いですね...引き続きカルシウム摂取を心掛けたいと思います。


皆様はいかがお過ごしでしょうか。


私と同様に怪我に苦しみながらも頑張ってくれている久保田棟梁の家の木工事が終わるということで、現場に行ってきました。
緑の中に映える濃紺の【井桁の看板】を曲がるとそこが現場です。

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きれいに整理された現場には、久保田君とシステムキッチンの組立ての職人さんがおり打合せの最中です。
邪魔にならないようにカメラを持ち二階に上がりました。
ここが寝室、ここが子供部屋と確認しながら見て回り、自分の家をつくる大工の気持ちについて考えました。
結論...最高に幸せです!
井坪の大工の合言葉に『釘の一本にも魂を込めて...』という言葉がありますが、心からそれが出来るのは自宅建築の後と先人達によく言われたものです。
自身が施主様と同じ経験や思いをして培われる心の事を指して伝えられた言葉。


『いよいよだな〜』
『はい!完成が楽しみで楽しみで!』
久保田君の顔が、やり遂げた思いとこれからの期待で物凄くいい表情をしていました。
話を聞くと、自宅の建築工事を通じて大工として掴んだモノも多くあった様子でした。
ひと回り大きくなった彼の今後が更に楽しみになりました◎
『ここは今日で終了しますので、明日からは違う現場に行きます』

あれから数日が過ぎました。彼は日も現場で【釘の一本にも魂を込めた仕事】をしてくれていると思います。感謝!
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