年輪

皆さんこんばんわ、社長の井坪です。
最近は朝晩の涼しさを感じるようになりましたね。
過ごしやすくなりましたが、朝と晩での寒暖の差も有りますので服装に悩む時期になりました。
そんな中、冬仕様に近い格好で参加した本日の社内会議でWEBの状況報告があり、このページを見てくださっている方が『右肩上がりで増えている』と嬉しい報告を受けました。
嬉しい報告とは心を高揚させ体温を上げるのか？思わずジャンバーを脱ぎました（笑）
冗談はさておき、貴重な時間を使って見て頂く方々に気軽に楽しんで頂けるホームページになるように！と私共も楽しみながら思考を巡らせています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今週頭の全社員朝礼時に、節目を迎えられる社員さんに勤続年表彰をさせて頂きました。
今年は５年、１０年、１５年、２０年と多くの社員さんが節目を迎えられました。
ひとり一人に敬意を込めて表彰状を渡しながら、その社員さん達の入社時から今までを思い起こしました。
それぞれに山あり谷あり...多くの涙も笑いもあった気がしますし、私が知らない多くの今日までのドラマもあった事でしょう。

独身で学生の様だった幼い社員さんが、親になり今ではすっかりごついオヤジになって私の目の前に立っています。人のことは言えませんが...お互いに少年ではなくなりました。（※心はずっと少年ですが）
ただそのひとり一人の笑顔を見ると《いい歳のとり方》をしているな〜と感じました。
真っ直ぐに一つの道を極めようとジタバタしてきた人間顔にはそれぞれに味のあるいいシワが刻まれています。

私たちは仕事で木を扱いますが、木は年輪が細かいほど質と強度が高いと言われます。
厳しい環境で育つ木ほど簡単に育たないので年輪は狭く細かくなります。
当然希少価値も高くなりますので価格も価値も高いものです。
人の年輪がこのシワだとすれば、そんな年輪のようなモノを彼らに感じたのかも知れません。
これからもそれぞれの持つその味を極めて、尊敬される大木へと成長される事を願っています。