ありがとうカード

みなさんこんにちは、社長の井坪です。
世界では、エボラ出血熱が猛威を振るい…暴力に拍車をかけるPRがイスラム国から発信されています。NEWSを見ると悲しくなるので、つまらないバラエティー番組を見て時間をつぶす日もあります。明るい明日をつくる為には個人の意識が必要な現代ですね。

さて、暗い話題から入ってしまいましたが、本日は弊社の意識！《ありがとうカード》について書かせて頂きます。

２年ほど前に、長野市にある田尻木材　田尻社長にご縁をいただき訪れた中央タクシーさん。
その訪問が現在、弊社で続いている《ありがとうカード》のルーツになっています。（感謝）
中央タクシーさんの事務所の廊下いっぱいに張り巡らされた《黄色のありがとうカード》その衝撃は今でも忘れることはありません。
同席していた弊社の各リーダーに『うちも始めよう！』と帰りの車で導入の決定をしました。
中央タクシーさんで頂いた《ありがとうカード》のサンプルを元に、弊社なりのアイディアを加えてありがとうカード自体はすぐに完成しました。
スタートは機運の高まる年頭の経営計画発表会がいい！　
さあ、運用開始です。
《言うは易く行うは難し》の言葉の通り、なかなか集まらない《ありがとう》
営業リーダーの北原さんが毎週の全社朝礼で『ひとり一枚』を発信し続けました。
日課になってしまうと、当たり前に書けるこのカード。
習慣化出来たひと出来ない人で随分差が開いている様子です。（集計している人の気持ちは複雑です）
『強要しなくても　いいんじゃないの？』などと集計役の北原さんに言ってしまった事もあります（反省…）
しかし　ある日の朝礼で、その状況が一転しました！
彼女がこう言ったのです。
『井坪工務店は日本一のありがとうを言っていただける人の集まり（弊社経営理念）のはずです。その人達が一枚のありがとうも書けないのは悲しい…ありがとうは頂く事と同時に相手に届けられることが大切だと思う…そんなアンテナの感度をあげられる武器がありがとうカードです！』　心に響きました。

　　次週から、ありがとうカードは玄関に溢れるほど集まるようになりました！

誰かが『ありがとうカードは情熱のキャッチボールですね』と言ったことを思い出しました。

ルールや決まりでなく、感情（情熱）が多くの人を動かしたのです。

北原さん、社員の皆さん《小さな奇跡》（大げさかな？）をありがとう！！

大きな奇跡はなかなか起こりませんが、この小さな奇跡が私の心を温かくしてくれています。